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yuki's wagamama online フリーペーパー「フロー」編集長つのだゆきのオフィシャルページ。

更新日 2010-07-16 | 作成日 2009-01-26  

4点5点勝負。逆転に次ぐ逆転。 (4/4)

【現地4月4日】

昨日の夜中、デーライトセービングが終わり、今日の朝7時は昨日の朝8時。よって、6時半起きしても、それは昨日までの7時半だから、すでに空は明るい。そうね、こうでなくちゃいけないな。暗いうちからお仕事モードって、ちょっとめげるもんね。

アメリカではサマータイム、こっちではデーライトセービング。昔これ知らなくて、丸1時間コンテスト会場で一人ぼっちで真っ暗闇の中待ってたことあるけど、一度失敗すれば人間学びます。

で、昨日の長い長い一日で、ブログ更新修行が終わり、寝たのが11時半。マジで後半はボーっとしてて、飯なんか食ってるんだか食ってないんだか全然わからない状態。でもデーライトセービング終了につき1時間トクした感じ。ルームメイトも、いいじゃん、1時間長く寝れるから、とかいってたけど、4時間以上長くやってるわけだから、差し引きはまだ残業じゃ~ん。

で、今日は朝からバッチリオンショア、サイズもワンサイズ下がったベルズで男子残りの6ヒート、続いて輝く第2回、オッキーVSカレン、バージンブルーエクスプレッションセッション、そしてその後ラウンド2が波が良ければ行われる予定だったけど、さすがにちょっとあれじゃ無理ってことで、キッズの出番。グロムサーチファイナル。

もうコナちゃんもいないので、エクスプレッションセッションまでで失礼しました。

もうなんか、ねぇ、この波でいいの? って感じの波だったな。一応ベルズボウルだけど、4点5点勝負。逆転に次ぐ逆転。エキサイティングと言いたいところだけど、あれじゃね、あぁ、運がなかったのね、ってサラッと流れていっちゃう感じ。久しぶりにこんなに波が調子悪いワールドツアー見たな。

でもだからこそ、このクソ波でもどう乗るか、っていうか、どう乗った選手にハイポイントが出るか、ってあたりがすごく興味深いところだよね。
ワールドツアーレベルの選手になれば、膝下の波でも深~いボトムターンかけてドライブするわけよ。勝つ人たちは。スピード競って前に出て、パシッって当てるような軽いサーフィンは、少なくとも上位陣はしないし、そういうサーフィンじゃ勝てない。

どんなサイズでも上下きっちり使う。だからこそ、あの波でもスプレーが上がるし、10フィートから膝波まで、見せるサーフィンが出来るんだよな。

パット・ガダスカス、ミッシェル・ボレーズ、トム・ウイッタカー、ダスティ・ペイン、フレッド・パタッチア、ロイ・パワーズがラウンド3へ。
ジャドソン・アンドレ、ブレット・シンプソンと戦ったトム・ウイッタカーは、ヒート中に自分がひどく年を取ったような気がした、って言ってたけど、その基本に忠実な、上下をしっかり使った、ためるサーフィンにポイントが出ていたのが印象的だった。

さて、10個ぐらい違う話が飛び交う明日。波予想ではベルズでは試合不可能。ジョハナに移動か、あるいはキャンセルか。次のスウェルは火曜日。その後しだいではジョハナでラウンド2って話になるかも。でもイースターホリデーの間(明日まで)はジョハナが使えないって話もある。もうね、わかんない。昨日の午後や、今日の波でやるなら何でもよさそうだし(笑)。

オッキーVSカレンの話はASPジャパンのYUKI’S WCT OUTLOOKで。

つのだゆき