deeep around the world.

【現地12月17日】

さてと、着いてから12日。もう、いろんなことがあって、サンセットのファイナルなんか遠い昔話みたいな気分だな、マジで。あまりにもいろんなことがバンバン毎日起きるもんだから、あ、これ書こう、とか、あれ書こうとか思ってたものが、どんどんぶっ飛び、なんかすごいシーズンだった。ま、ハワイ的にはまだ終わってないけど、自分的にはね、今シーズン終了、お疲れ様。

写真はシェーン・ドリアン、ＤＶＤ撮影シーンと、パパぶり。なんかシェーンのＤＶＤ作ってるらしい。このクルーはシェーンが居る間、ぴったり密着で撮影してたもんな。ドノヴァンのＤＶＤ作ったクルーたちで、すごくプロフェッショナルな人々らしい。ま、こんなことも書くまもなく、どんどん終わって気がついたらシェーン帰っちゃってた、みたいな。
今回は生後3週間の娘のチャーリーちゃんと一緒だったけど、いいパパもやってました。

しっかし、パイプのファイナルは悲しい波だったな。ま、それまでのハレイワ、サンセットが良かっただけに、というか、パイプもファイナルデーまでは良かっただけに、なんかね、せっかく良かったのに、最後でだいなし、みたいな事になっちゃったな。有終の美の逆バージョン。

ここのところ毎年10年で一番のハズレみたいなハワイだっただけに、今年はその借りを全部返してもらえるのか?　と思いきや、返してもらって、また借りができた、みたいな。でもって、それが最後の最後のドラマの舞台だっただけに、その悪い波だけが印象に残っちゃって、けっこうパイプどうだった?　とか聞かれると、サイテーだったとか言っちゃいそうだけど、3日目までは、特に3日目は本当にいいコンディションだったし、エキサイティングだった。やっぱああいう波でドラマを見たかったな。

今シーズンはいろんなところでこのブログのファンに会うことが多くて、けっこうストーキングされてる感じ。flowが年に2回になっちゃった分、皆さんブログで楽しんでいただいているのでしょうか。わかりませんが、私のことを探したり、いつも見てたりするのはやめましょう。会ったところでなんでもないし、ただのチビデブオバサンだし。

しっかし日本人の一般ピープル観戦隊、けっこう来てたな。私ですら4～5組に声かけられるぐらいだから、だいぶ大勢いたんじゃないかと思う。エフカイビーチパークでちくわぶ談議ってのもオツなもんで……。

日本のメディアが見てないものを見てる一般の人々があれだけ居るって、どうなんだろう。そんなことでいいのかな、日本のサーフィンジャーナリストたち。とりあえずハワイだしさ、見ときませんか?　ノースショアのメインシーズンのメインズテージぐらいはさ、押さえましょうよ、いくら不景気でも。ホント、みんな、信じちゃダメよ、そんなビーチで見てない人の書いたものなんて。実際に見に来れば、インターネットで見てるのとどのぐらい違うか、よくわかると思う。日本から見に来た人たちは、そのナマでしか味わえないゾクゾク感を味わってくれたと思う。来年はあなたもどうぞ。

遅ればせながら、読者の皆様、いつも応援ありがとうございます。



つのだゆき