やっぱりアンディはアンディだなぁ(12/12)
深いチューブを抜けたアンディ
【現地12月11日】
ここ数日に較べたら本当にガックリドロップしたスウェルだけど、十分にコンテスタブル。まさかやるとは思わなかったけど、あれだけあればね、やってもいいかな。ま、個人的にはちょっと休みたいけど。
3~4フィートレンジながら、クリーンでお天気もいいので(あ、サーファーとしてはお天気はあまり関係ないのか。でも私には関係あるわけよ、気分というか、ノリの問題として)、7ヒートまで終わっているラウンド2の残りをとりあえずやっつけちゃおう、みたいな。デュアルヒートなのであっという間に終わっちゃうわけで、ラウンド3はスタンバイ。
波の予報は今晩中にどんどん上がって、明日は6~8フィートレンジのクリーンなパイプが望める。ま、そんなことはもう選手たちもきっちりわかっているので、ラウンド3は明日までお預け。
みんなが望んでいるのは明日ラウンド3とラウンド4、そして次のいいスウェル(火曜日って話が濃厚)の一番潮回りのいいときに半日でクオーターから先、なわけだけど、日曜日までスウェルが残れば、次を待たずにやっちゃうと思う。週末、タウンのホノルルマラソンか、ノースのパイプマスターズか、みたいな。
昨日遅刻で出場をフイにしたサニーは、補欠の順番待ちの一番上の選手がその座を譲ったかなんかで、次の補欠。朝一でビーチマーシャルにチェックインしていた。この先シード選手の誰かが出場できない辞退になればサニーが入れる。
本日ギャラリーを沸かしたのはジョンジョン・フローレンスとアンディ・アイアンズ。
ジョンジョンは本当にごくごく普通に、パイプ、バックドアと満遍なく攻め、9.43と9.47の2本で18.90の本日のハイエストスコア。
アンディも、1年ツアーを離れてたわけだけど、そのギャップはまったく感じさせないようなサーフィンで9.07と9.33で18.40。やっぱりアンディクラスになるとチューブが深いなぁ、って感じ。まだWCT選手のトップは出番がないから、彼らのレベルと、ラウンド2の選手のレベルがどのぐらい離れてるのかは見えないんだけど、今のところ、やっぱりアンディはアンディだなぁ、って感じで、小ぶりながらディープなバックドアをいとも簡単に抜けてきた。
明日はおそらく間違いなくラウンド3がオンになると思う。いよいよタイトル争いがスタートする。ファニングはサニーのかわりに補欠で入ったトーリー・マイスター、パーコちゃんはゲビン・ジレット。ルームメイトのシェーンはCJと当たることになった。
つのだゆき