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yuki's wagamama online フリーペーパー「フロー」編集長つのだゆきのオフィシャルページ。

更新日 2010-02-27 | 作成日 2009-01-26  

着いて4日目で2試合って。(12/9)

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【現地12月8日】

えっと、まだ着いて4日目なんですけどぉ……みたいな。
4日にして2試合って、もうピロピロ。

朝暗いうちに、なんか周りがうるさいなぁ、と思って目が覚めて、とりあえず電気をつけて時計を見ると朝4時半。で、うるさいのは何よ、と思ってカメハメハ・ハイウェイに面している私の部屋の窓から外をのぞくと、驚くべき事態が! 

あのね、すでに人々がうちの前あたり(ワイメアまで歩いて25分!)に車止めて歩いてるわけよ、まだ朝4時半だってのに。お願い、やめて。

もうね、今年はマジヤバかった。ま、前の日に30フィートだの40フィートだのガンガンテレビで言ってて、新聞でも90%の確率でエディの試合やるって騒ぐもんだから、大変なわけ。もうね、私20年以上ハワイ通ってるけど、こんなの初めて。

この完全車社会のハワイで、ワイメアのパーキングは選手と関係者のみ、一般は駐車場ナシ、って状況なのね、マジで。日本のマリブでやるよりひどいと思うよ、この状況。あっち方向はサンセット、こっち方向はラニアケアより先まで、ぎっしり道沿いに車パーキングしてたみたいだし(終日渋滞ひどく、チェック不可能)。それでもエディは行くわけさ。

ま、昨日より良かったのは天気と風。終日ピーカン、波は朝は良かったし、ケリーが100点満点で98点出した波はホントでかかったけど、それ以降の夕方までのほとんどのヒートは15フィートアベレージ。エディの条件の20フィートオーバーの波はホントレアだった。ケリーのそれは、でかい波にテイクオフ、ボトムターンの後、巨大スープにたたかれ、飲み込まれ、誰もがあ~あ、と思った後に出てくる、みたいな、マジかよライド。う~ん、結局こいつがおいしいとこ持ってくわけだ、って感じ。

その後波はサイズダウンし、もうダントツケリーじゃん、と誰もが思ってたんだけど、夕方には潮回りりがよくなって、再びオバケセットが入る。本日最大のそれをボトムまできっちりメイクして100点満点を出し、ダントツだったケリーを大逆転で25周年記念のエディを征したのは、カリフォルニアのグレッグ・ロング。え、それ誰? って思うよね、きっとみんな。いや、私も誰、グレッグって? なんですけどね。小柄な、足腰ほっそい少年。え、あの身体であの波行ったの? って感じ。あ、グレッグ・ロングがもう皆さん常識的にご存知で、なに言ってるの、ユキさん、ってことなら、ごめんなさい。オバサン、知りませんでしたわ、このコは。

2位ケリー・スレーター、3位サニー・ガルシア、4位ブルース・アイアンズ、5位ラモン・ナヴァロ(チリ)。5位のラモン・ナヴァロが、モンスターエナジーからモンスタードロップアワード(一番でかい波にドロップした人)が贈られた。

日本からの招待選手の脇田貴之は20位。私個人的には、脇田くんすごく頑張ったと思う。拍手。

正式名称、ザ・クイックシルバー・イン・メモリー・オブ・エディ・アイカウ(なげぇ~)は、招待選手のみでコンテストで、各人2ヒートサーフ、各ヒート4本までカウントされる。4本乗ったら上がってくる。マックス8本乗って、その中のベスト4のポイントは各ウエイブ100点満点で400点満点。ま、いつもの10点満点の小数点を取ればわかりやすいかな。で、獲得ポイントが高いやつの勝ち

ま、でもね、この試合は勝ち負けというより、なんか、もっとノリの部分が大事。フリーサーフィンのワーキャーの感じ。それとともに、一瞬のミスが死につながる命がけのサーフィンだから、コンペティターはみんなライバルというよりは、同士って感じで、表彰式も笑顔笑顔。勝負を超えた何かがある、スペシャルな試合だ。

今回はラッキーなことに私はコンテスト観戦にべスポジともいえる教会横の崖の中腹に建つ家にコネでもぐりこむことが出来て、快適な一日を過ごさせてもらいました。サンキュー。ワイメア一望のプールつきのこの家、1日1000ドルでレンタルできるらしいよ。


つのだゆき