deeep around the world.

 
 TAJ PHOTO:SNOWY 
 
嵐は予定通りやってきて、どのコースなのかはわからないけど、波は上がった。で、全然スナッパーでもできそうだったんだけど、潮が引けばキラもいけるんじゃないか、みたいな判断だったんだろうな、きっと。とにかくすごくキラに固執してた感じがしたな。6時コールで9時まで待ち、10時まで待ち。その間ヒマだったので、キラ界隈を見に行ったけど、う～ん、どう考えてもキラではないな、というコンディション。
 
結局10時半すぎ、ASPオフィスの目の前のクーランガッタビーチのセンターからキラよりのエリアでラウンド4がスタートした。午後には続けてクオーターも行われ、試合が終わったのは6時過ぎ。う～ん、きついな。途中潮回りのいいときにはチューブ勝負で、最後にチューブメイクで逆転、みたいなドラマもたくさんあった。
 
ラウンド4のパーコちゃん。クリス・デビッドソンにリードされたまま残り1分を切り、40秒ぐらいのところでインサイドのチューブをメイク、ガッツポーズで出てきて7.33で逆転勝利。ダミアン・ホブグッド対ジュリアン・ウイルソンは終盤にジュリアンがチューブで逆転、その後終了間際にダミアンがチューブで再逆転のシーソーゲーム。そのダミアンはクオーターでファニングにやられた。タジ対デーンはタジ。なんか今日のデーンはなかなかいい波が見つけられないような感じで、今までのギャラリービックリといったデーンのマニューバーが見られなかった。
 
 
今回一番いい感じに切れてて、勢いのあるタジはＱＦのエイドリアン・バッカン戦で歯車が合わず、ほぼ負け確定のヒート運びだった。いい波に乗れず、一時はコンボ、その後もずっとリードされたまま。終盤に必要だったのも6.41から7点台に引き離され、もうだめか、と思ったが最後の最後にインサイドでチューブ。8.33を出して逆転勝利。バッカン(陰で個人的に名前そのまま読んでブーチャンって呼んでますけど)かわいそう。タジの8.33は1ポイントちょっとオーバースコアじゃないかなぁ、と思う。でもその数本前のヤツがやたら低かったからな。
 
セミはパーコちゃん対ファニング、スーザ対タジ。結果的には順当だと思う。
なんとな～くタジかなぁ、という気がする。勢いというか壊れなさというか、今回のタジは出来がいいように見える。あ～み観光の面々と見ていて、私はタジちゃうのん?　と言っていて、ＱＦの最後にほぼ負けが決定した時点で本日撤収準備(途中の土砂降りの時点でカメラは撤収済み)。う～ん、タジじゃないのかぁ……賭けてなくて良かった、なんて思いながら駐車場にむけて歩き出したときにタジが最後の波を取り、逆転勝利だったもんな。そういう運もありそうな感じだし。
 
でも運といえばパーコちゃんもなんとなくあるし、パーコちゃんは相変わらずいいし、ファニングも確実にミッション遂行中な感じ。スーザのスプレーにも魅力はあるけど、タジ、パーコのファイナルで、タジかなぁ。個人的な希望はパーコちゃん優勝ですけど。しかし、嵐はちょっと勢力を弱め、夕方には沖も落ち着いた感じ。明日は最終日、潮のいい時間を選んでセミ、ファイナルが行われる。午後には結果が出るだろう。
 
長かったけど大会8日目の明日には決着がつき、あさっての私の飛行機も問題なく飛ぶはず。めでたしめでたし。
 
今日はスライドショーでね 
 
つのだゆき