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yuki's wagamama online フリーペーパー「フロー」編集長つのだゆきのオフィシャルページ。

更新日 2009-04-03 | 作成日 2009-01-26  

眠気を覚ましてくれたデーン・レイノルズのエアー2連発(09.03.07)

 
 dane_F1V7678sn09.JPGデーン・レイノルズ photo:snowy 
 
 もう本当に長い1日。死ねってぐらい。久しぶりに愚痴も出るかな。
 
朝7時チョイ過ぎにデュランバーで男子ラウンド2の第一ヒートスタート。ま、風が入ってちょっとバラバラぎみの波だったけど、サイズは徐々に上がってきて、十分にコンテスタブル。本日朝イチヒートはビード・ダービッジ対ダニー・ウイルス。でもって、このコンテストがダニーの引退試合。負ければこれが長いダニーのコンペティター人生の最後のワールドツアーでのヒートいうことで、友人たちも早朝から駆けつけダニーを応援した。しかし、残念ながらビードにやられ、ヒートが終わるとトロイ・ブルックスらに担がれてのビーチ凱旋。思い起こせばダニーとも長い付き合い。本当にいいヤツだったし、いいやつがだんだんツアーから消えてしまうのがちょっと寂しい。
 
その後のパーコちゃんは相変わらずのパーコちゃんで、うまいなぁ、だったけど、なんとなく元気が無かったのはボビー。う~ん、ビードシステムでスポンサーなくして火がつく、ってわけには行かないのか? 
 
フレッドは深い深いボトムターンからリップ連発で9.70。ま、ちょっと高いけど、ラインの太さとか、タメ具合とか、大人になったなぁってサーフィン。ルーキーのハワイの若手たちとはちょっとレベルが違うかな。
そのハワイの若手の新人のひとりダスティン・バーカは、私良くわかりません。何でこの子がクオリファイしたのかなぁ、って感じ。しかも今日ワードに勝ってるし。ま、試合うまいよな、とは思うけどね。ワードにもそういう勝ち方だったし。
 
 
で、ヒート8が終わった時点でスナッパーへ移動するってアナウンス。勘弁してくれ、ホント。
 
三脚立てる場所取りはもう熾烈な争いだから、大急ぎで機材かついでダッシュ、坂登り、無口、ヘロヘロ。
 
ヒート9から先は今大会スタートして初めてメイン会場のスナッパーロックスでの試合となった。でも、なんか波数が少なくてだらけ気味。しかも馬鹿みたいに暑くて日陰にしかいられないし、汗ダラダラ。朝早かったから午後の眠気だし……。
 
その眠気をバッチリ覚ましてくれたのがデーン・レイノルズ。エアー2連発で今大会男子初の10点満点ですわ。テイクオフから3~4発リップ、それも悪くないリップで、それだけでも、いいじゃんって感じだったのに、インサイドに来て高い高い特大のエアーをメイク。普通に着地のあと、次はエアーリバース。2発ともきっちり決めて、もう誰がどう見ても10点、というか、10点以上。やられた。
 
しかももっとやられたのは、私がそのエアーを2発とも撮り逃したこと。隣でビデオを撮っていた今村大介プロの後頭部がバッチリ私のレンズ前。う~ん、今大の後頭部よりデーンのエアーだろ。肉眼ではしっかり見たけど、写真には残せませんでした。申し訳ない。
 
これが本日一番の波なら、本日一番熾烈なヒートだったのはジョーディ・スミス対ディーン・モリソン。始めはモリソンが気合の入ったライディングで先行、ジョーディは今ひとつあわない感じで負けパターン。しかし後半に入ってジョーディが超ロングライドでハイエイト(確か8.67)をマークして戦線復帰。モリソンは6.51必要になった。その後モリソンもジェットアシストが無かったら帰って来れないぐらいの超ロングライドを決めるが、その後半はおそらくエリア外と判断されたんだと思う。出てきたポイントはシビアにも6.50。地元での試合をものにできなかった。
 
終わってみれば本日はデーン・レイノルズのエアー2連発。それに尽きるな。フォトギャラリーじゃ見せられないけどね。
 
 
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つのだゆき