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yuki's wagamama online フリーペーパー「フロー」編集長つのだゆきのオフィシャルページ。

更新日 2009-04-03 | 作成日 2009-01-26  

最大のサイクロンが接近中。ラウンド4から先は、クラシックポイントのキラに移動か。(3月9日月曜日)

 
 taj_F1V8615sn09.JPGTAJ :photo:snowy 
 
今ここに近づいているのは過去最大クラスのサイクロン。
いつ嵐になるのか、いつ嵐になるのかのドキドキの毎日なんだけど、波がどうこうというよりは、私の帰りの飛行機が飛ぶのか? みたいな。私の帰り便はコンテストピリオド最終日の翌日、しあさっての木曜日。そして嵐が最接近するのは水曜日、木曜日。う~ん、帰れるのか? 
 
本日はその嵐のおかげで昨日よりサイズアップ。しかし、なんとなく嵐が来るぞ来るぞな雰囲気の空模様だ。8時半スタートだったので、雨の準備万端で会場に行きセットアップすると、意外や日がさしてきて、しかも湿度が高くてやたら暑いし。う~ん、ホントに嵐くるのかな。でも、嵐が真上に来ちゃえば大会どころじゃないから、何とかかんとか今日できるところまでやっちゃうんだろうな、と思っていたら、ラウンド3の残り8ヒートを消化した時点で終了。ラウンド4から先は、失われつつあったクラシックポイントのキラに移動か、みたいな期待をさせつつの、本日はこの辺でお別れします、とDJジェイク・パターソンのアナウンス。
 
う~ん、キラかぁ。
 
ここ数年、キラを復活させようみたいな運動がこのあたりの有志で行われていて、そのグループが行政に掛け合い、砂の移動が今止まっているらしい。それで、今回のスナッパーの地形が今ひとつよくないってのもあるわけだ。
もともとお隣のデュランバーに砂がたまりすぎて河口が浅くなりすぎ、船が入れないってことで、海底の砂をポンプであげてスナッパーにパイプで送るという浚渫(しゅんせつ)工事が行われ、結果このスナッパーに大量の砂がたまり、超ロングライド可能なスーパーバンクと呼ばれるようになったんだけど、その副産物として、昔からスナッパーやこの周辺がクローズアウトしたときに真価を発揮するキラのリーフもすっかり砂で覆われ、今や海水浴場といった感じの穏やかな海になってしまった。
 
もちろんキラには昔から、チューブ、チューブのクラシカルなポイントブレイクを愛するローカルサーファーがいて、ここ数年は彼らが先頭に立ってキラを取り戻そう、みたいな動きになっていたのだ。ちなみに、以前ベスト3ウエイブだった頃に、シェーン・ベッシェンが30点満点で30点を出したのが、このキラ。
 
ま、話題性といい、政治的な匂いといい、なんかキラでのファイナルデーってのもエポックメイキングだったりするのかもしれない。
でも、車止めるところないし、土砂降りの嵐のキラじゃ逃げ場ないし。
ベッシェンが30点満点を出した日、私キラでバッチリ駐禁切られたし。
ラウンド4の好取組はデーン・レイノルズ対タジ・バロウ。どっちも本日一番のサーフィンでラウンド4に勝ち進んだ。このふたりの対戦の勝者がファイナルまで行くと考えるのが順当。上はパーコちゃんとファニングの勝ったほう、かな~。
 
ケリーなきあと、チャンスはけっこうみんなに分散されたと思う。トトカルチョとしては盛り上がりそうな感じ。
 
今日はスライドショーでね 
 
つのだゆき