deeep around the world.

やってきました、Ｊベイの寒さと波。そうね、ここはこういう場所だったわよね、みたいな。昨日までの暖かさとは打って変わり、本日はビーチにたっていようものなら凍りつく寒さ。風も冷たくて、いきなり真冬。
待っていたスウェルもようやく入り、朝から3～5フィートのクリーンコンディションに恵まれた。7時半ちょいすぎには1ヒート目のティム・ボール対ミッキー・ピーコンがスタートした。

新フォーマット。敗者復活ナシ。このフォーマットなら3日で終わるのに、本日ラウンドワン16ヒートとラウンド2の3ヒートの19ヒート消化って、いきなり詰めて詰めてくるところをみると、このスウェルはそんなに長持ちしないというのが運営サイドの見解なんだろうと思う。

新フォーマットなので、トップ16は明日が本番。ＣＪ、フレッドの2人だけが今日出てきた。ケリーもパーコちゃんも、ファニングもタジも本日は出番ナシ。

現状でのトップ16は、ほとんどが実力も人気もトップ16という感じなので、本日のところは地味～なヒートが続いてしまい、なんかセットの間隔も長いし、私的なモチベーションはいまイチ。しかも午後には雲が広がり、時折雨も……こうなるとね、もう開店休業だよね。

う～ん、ワイルドカード陣のようすみたいなのが本日のメインテーマになるのかな。中でもショーン・ホームズ。この人はＷＣＴに入ったことはないんだけど、ここではけっこう有名人。なぜならピーク時のアンディにワイルドカードで2年連続勝っているからだ。そして今日もハイポイント連発でダスティン・バーカを破りラウンド2へ。

カーヴィングの質とかテクニック的な部分ではどうしてもＷＣＴサーファーには劣るものの、この人にはここの波がパーフェクトに読めている強さがある。応援もすごい。

最初の7.33はインサイドのロングチューブ、次の7.43はサイズアップしているコンディションの中でのオバケセットを見逃さず、ラストライドの8.50も彼特有のスムーズなラインでスピードに乗ったリップ、チューブ。本当にこの人にはここの波が完璧に見えてるんだなぁ、という感じがするライディングだった。ラウンド2の相手はタジなんだけど、タジにとってはいやなワイルドカードかな。実力では負けないわけだけど。

ここのところ取りこぼしの多かったデーン・レイノルズも今日は万全。板も調子よさそうで、今回は期待できるんじゃないかと思う。

明日は7時コールの7時15分スタート。7時15分からスタートするのはオッキー対カレンのマンオンマンのファーストヒート。ファイナルとセミの間にももう一度このふたりのマンオンマンがみられる。ラウンド2の3ヒート目は7時半あたりのスタートになる予定だ。

とにかくこの重た～い雲が晴れてくれることを祈るのみ。

写真はフォトギャラリーで見てね。

つのだゆき